友人や知人からの結婚の報告は嬉しいものです。結婚式の招待状が届いたら、嬉しい気持ちはさらに高まります。
おふたりの新しい門出をお祝いするためにも、服装には十分に気を配り、お祝いの気持ちを伝えたいですね。
女性の場合は振袖を着ていくと会場がとても華やかになり喜ばれますので、ぜひ検討してみましょう。
CONTENTS
振袖は未婚女性の第一礼装となっています
振袖は未婚女性の第一礼装と言われていて、格が高いです。どこへ行っても恥ずかしくない装いと言えます。テレビのニュースで皇居で開催される園遊会では、ほとんどの独身女性が振袖を着ていることで陛下の前でも失礼にならない装いであることがわかります。
ですが、いくら未婚の女性の第一礼装と言っても、一般的には20代までです。テレビに出ているようなタレントなどはいくつになっても振袖を着ていますが、例外と言えます。振袖を着ることを決めたら、新婦にそっと衣装を確認してみましょう。結婚式の主役は花嫁なので、花嫁の衣装と色が被らないようにしたほうがいいからです。
振袖を着て参加できる結婚式の条件とは
振袖を着て参加できる結婚式は意外と少ないです。まず、条件に当てはまるかチェックしましょう。
結婚式場の格を確認します。ホテルや専門の結婚式場ならば良いですが、ガーデンウェディングやレストランウェディングの場合は避けたほうが良いでしょう。また振袖を着たままの長距離の移動は大変なので自宅から会場までが遠すぎないことです。
そして以前は、結婚式は春と秋に集中していましたが、今は一年中おこなわれます。夏に振袖は暑すぎますし、雨や雪の多い季節では、汚してしまう恐れがあります。なので気候が安定している時期の結婚式なら良いでしょう。さらに式のスタートする時間が遅く、着付けとヘアメイクしても間に合うことも大事です。美容院や着物のレンタルショップの開店時間と合わせて考えましょう。
もし、すべての条件に当てはまったら、まずは振袖レンタルのお店を選び、髪色を黒に戻しておきます。着物の場合、アクセサリーは不要で、ネイルも落としておきます。
結婚式の振袖はレンタルが一番
成人式や大学の卒業式に振袖を着た方も多いでしょう。その着物を着ても良いですが、持っていない場合はレンタルが一番です。一生に一度か二度しか袖を通すことがなく、保管も難しいので、専門家に任せたほうがいいからです。
振袖レンタルのお店選びは実店舗があることと、経験豊富なスタッフがいること、セットの内容が明確であることを基準に選びます。振袖を着るためには、さまざまな小物が必要になります。着物、帯、足袋、肌襦袢、腰ひも、帯揚げ、帯紐などなど。振袖レンタルのお店によっては、足袋と肌襦袢は肌に直接つけるので、買い取りが必要なこともありますし、自分で用意する場合もあります。草履やバック、ヘアアクセサリーなども含まれているかどうか、きちんと確認をしましょう。
髪はアップにします。ヘアアクセサリーがないと振袖に負けてしまいますが、結婚式の主役は花嫁ですので、大きなヘアアクセサリーや生の花は避けたほうが良いでしょう。
振袖は未婚女性の第一礼装ですが、一般的には20代の未婚女性に限られます。振袖が着られる結婚式は少ないです。
結婚式場の格が高いこと、自宅から会場までが遠すぎないこと、気候が安定していること、式の開始時間が遅く、着付けやヘアメイクしても間に合うことです。振袖はほとんどの方が一生に一度か二度しか着ないことと、保管が難しいので、レンタルが一番です。
振袖レンタルのショップは実店舗があること、経験豊富なスタッフがいること、セット内容が明確であることを基準に選びます。
結婚式にも振袖レンタルがおすすめ!結婚式に合ったデザインの選び方
東京の結婚式に招待された時には、振袖レンタルの利用を検討してみてください。振袖というと成人式などのタイミングで身につけるものと思っている人も多いですが、未婚の女性の第一礼装なので結婚式に身につけても問題ありません。その場が華やかになるため、新郎新婦にも喜んでもらえるでしょう。東京にはさまざまな振袖レンタルの店舗があります。
できるだけ花嫁衣装と被らないものを選ぶ
東京の結婚式に参加する場合、振袖レンタルを利用することがあるでしょう。その際に気をつけたいことには、花嫁衣装とできるだけ被らないようにすることが挙げられます。また、花嫁よりも目立ってしまうのもよくありません。花嫁衣装は華やかなのでまったく同じになることはありませんが、色や柄が被っているとマナー違反だと感じる人もいるでしょう。
衣裳が決まったタイミングで、どのような色や柄なのかを聞いておくのもよいかもしれません。色や柄が豪華で派手なものも、目立ちすぎてしまうかもしれないので控えるようにしましょう。赤や白の振袖は被りやすいので、避けておくのが無難です。
さらに、和装の場合、指輪以外のアクセサリーは身につけないようにします。アクセサリーはマナー違反になるので、ネックレスやピアス、イヤリングなどは外しておくようにしましょう。とくに披露宴でスピーチをしたり、受付などを引き受けたりする場合には注意が必要です。ヘアアクセサリーは身につけても問題ないので、振袖に合ったものを選ぶ必要があります。
縁起のよい古典柄は慶事にぴったり
着物には長く用いられている古典的な柄があり、その柄にはそれぞれ意味があります。
代表的なのは、鶴・亀・鳳凰・松竹梅・おしどり・蝶・御所車・扇などの吉祥文様です。鶴は長寿を表しており、幸福を運んでくる鳥とされています。結婚式のような慶事に用いられることが多く、お正月などにも相応しい柄です。鶴はパートナーと結ばれると離れることがないので、結婚式に出席するのにも適しています。
ただし、花嫁衣装に用いられることもあるので、振袖レンタルを予約する前のタイミングで確認しておいた方がよいかもしれません。亀も長寿の象徴で縁起のよい柄ですし、鳳凰は中国から伝えられた伝説の鳥で、平和で幸せな未来を願うという意味が込められています。
その他にも花菱や亀甲紋、七宝などの有職文様もあるようです。平安時代から用いられている伝統的な文様で、健康や長寿、子孫繁栄などを願う柄とされています。結婚式に参列するのに適した柄だといえるでしょう。
若い女性に人気なのは可愛らしい花柄
若い女性に人気の高い振袖の柄に花柄があり牡丹・菊・梅・桜などが定番です。牡丹は女性の美しさに例えられることもあり、おめでたい柄で華やかなので、結婚式に身につける振袖にも適しているでしょう。
菊は長寿を表しており、邪気を払うともいわれています。数多くある花柄の中でも、無病息災を願う際に用いられることも多い柄で、季節を問わず使用できるでしょう。
ピンクの桜は可愛らしく、世代を問わず人気を集めています。しかし、地域によっては散ってしまうので縁起が悪いと感じることもあるようです。避けておいた方が無難かもしれません。
花をモチーフにした柄も人気があります。花文や花車などは花があしらわれている柄で、とても華やかなので多くの人に好まれるようで、お祝い事の席には最適でしょう。
東京で結婚式に出席する際には、振袖レンタルを利用するのがおすすめです。振袖を着ると華やかな雰囲気になるので、新郎新婦の心臓にも喜ばれます。縁起のよい古典柄は結婚式にぴったりですし、可愛らしい花柄なども人気があります。