成人式は人生に一度きりのイベントだから思いっきり楽しみたい。みなさんもきっとワクワクしていることでしょう。では、どうやって目いっぱい満喫したらよいのか?今回の記事では、ひとつの方法として、金髪振袖姿での成人式参加について特集します。大胆な試みは果たしてアリなのか、それともナシなのか。気になる方は必見です。
成人式に金髪で行くのはアリ?
みなさんの中には、金髪姿で式に参加したいけれど、まわりの目も気になるし、どうしようか迷っている人もいるかもしれません。振袖は黒髪、という先入観にとらわれ過ぎて、本音を押し隠してしまうのは、あまりにももったいないといえます。もちろん、周囲からの反応を怖れずに実行するには勇気がいることです。
しかし、最初で最後の成人式であれば、悔いが残らないように、自分を表現してみるのがいちばんでしょう。結論からいうと、金髪参加はアリです。振袖の種類や帯などの柄、小物の色合いなど、気に入ったものを自分でコーディネートしていくわけで、髪の色だけ変えてはならない、という決まりはありません。とくに大人になってからは、金髪に染める機会もそう多くはないはずです。この際だから今までできなかったことにチャレンジしてみたいと願うのはとても自然なこと。
むしろ、責任をともなう成人になったからこそ、過剰に同調することなく、自分のやりたいことを率先してやる。金髪振袖姿での成人席式参加は、まさにそんな人生のステージに立ったことを意味しています。
金髪と振袖を合わせる際のポイント
決意を固めたところで、今度はいかに振袖と合わせるかがポイントになります。では、順を追って説明しましょう。
はじめに、どんな自分になりたいか、イメージをふくらませることが大切です。ド派手でリッチな感じに仕上げたいのか、オトナ風にクールに決めたいのか、あるいは、かわいらしさと小悪魔的要素をミックスさせたいのか、人それぞれの個性に合わせたビジュアル像があるもの。最終ゴールが明確になれば、アプローチの方法や必要なアイテムなどもはっきりします。
次に、具体的なイメージをベースに、振袖のカラーを決めていきましょう。かわいらしくしたいなら白やパステル、豪華なテイストにしたいなら赤やゴールが効果的です。ちなみに、関西弁でいうところのシュッとした見た目を望むなら、黒などの寒色系をセレクトすると、思いのほか金髪が映えます。もちろん、モデル本人によって、合う、合わないはあるので、自分の理想と実際のマッチングを慎重に見極めたうえで、本番のコーディネートを選びましょう。
成人式に合わせて金髪にする際の注意点
最後に、成人式に備えてどのタイミングで金髪にするか、気になるところです。たとえば、ブリーチの場合、あまりにも早めにやってしまうと、式本番を迎える段階で地毛の黒いところが妙に目立ってしまい、ビジュアル的に問題になります。避けたほうが無難でしょう。
では、いったいいつならよいのか?いちばんベストなのが、成人式の前日です。ビビッドカラーをプラスしてオシャレに決めたい人は、色落ちする可能性もあり、とりわけ直近での染髪が理想的。スケジュールに余裕がなく、どうしても前日に染められないのであれば、カラーリング以降、前撮り、あるいは成人式直前までシャンプーを控えるのもひとつのコツです。みなさんも知っての通り、お湯だけでもある程度の髪の汚れは落ちるので、それほどの心配はいりません。
まとめ
今回のテーマは、金髪の振袖姿で成人式に参加してもよいのか、というものでした。答えは、イエスです。もう二度とない晴れの舞台だけに、思いっきり自分を表現してもいいでしょう。当日写した記念写真を、何十年後かに振り返ってみれば、気合いたっぷりで臨んだ自分が懐かしく、愛おしく思えてくるはずです。本記事で解説した内容をヒントに、これから迎える成人式のための準備に活かしてみてください。