七五三・お宮参り・入学式・家族写真といった特別な日を前にして、服装で悩む人は多いです。「自分だけ服装のトーンが浮いてしまわないか」「子どもに合わせてどんな色を選べばいいのか」と頭を抱えるお母さんは少なくありません。本記事では、お母さんの服装選びを中心に、家族コーデを上手にまとめるためのポイントを詳しく解説します。
家族コーデの基本ルール|お母さんが軸になる考え方
家族全員のコーディネートをまとめるうえで、最初に決めるべきはお母さんの服装です。子どもの衣装が先に決まっているケースでは、子どもの衣装の色や雰囲気にお母さんの服を合わせていく流れが自然ですが、普段着でのお出かけコーデならお母さんが起点になって家族全体の方向性を決めるのが実践的なやり方です。
まずカラーパレットを2〜3色に絞る
家族コーデで統一感を出すもっともシンプルな方法は、使用する色数を制限することです。たとえばネイビー・白・ベージュといった3色の範囲に収めるだけで、それぞれがバラバラなアイテムを着ていても全体のまとまりが生まれます。
お母さんが選ぶ服の色をベースカラーとして、お父さんや子どもはお母さんの服から派生したトーンで揃えると、窮屈なお揃い感が出すぎず、それぞれの個性も残せます。同系色でグラデーションを作る方法も人気で、お母さんがくすみピンク・子どもがローズ・お父さんがボルドーといった構成は品よくまとまります。
テイストを揃えることが統一感の近道
色だけでなく、服全体のテイストを揃えるのも重要なポイントです。カジュアル・ナチュラル・きれいめ・クラシックといったスタイルの方向性が一家でバラバラだと、色が近くても全体にちぐはぐな印象を与えてしまいます。お母さんがナチュラルテイストのリネン素材を選ぶなら、子どもも綿素材のやわらかいワンピースやシンプルな白シャツを合わせると、写真撮影でも自然な雰囲気が出やすくなります。
さらに、靴やヘアアクセサリーなどの小物もテイストを合わせるのがコツです。たとえば、ナチュラルな装いなら足元はスニーカーや革のサンダルでまとめ、光沢の強いエナメル靴などは避けると、写真全体の空気感がより一層整います。主役となる人物が浮かないよう、家族全員で一つの物語を作るようなイメージで素材感まで意識してみましょう。
完全お揃いよりリンクコーデが現実的
家族全員が同じ柄・同じブランドでお揃いにするスタイルは見た目のインパクトがありますが、全員分を一度に揃えるのはコスト面でも手間の面でもハードルが高くなりがちです。近年注目されているのはリンクコーデと呼ばれる手法で、同じ柄を使いながらアイテムの種類を変えたり、色はバラバラでも形やシルエットを統一したりする方法です。
たとえばチェック柄ならば、お母さんはスカート・お父さんはシャツ・子どもはワンピースといった形で同じ柄をそれぞれ異なるアイテムに取り入れるだけで、無理なく家族感が演出できます。
シーン別に見るお母さんの服装選びのポイント
家族コーデは行く場所やシーンによって適切な服の格が変わります。普段のお出かけ・フォトスタジオでの撮影・七五三や入学式などのフォーマルシーンでは、それぞれ求められるスタイルが異なります。シーンに合わせた選び方を把握しておけば、失敗を防げます。
公園・テーマパークなどカジュアルなお出かけ
カジュアルなお出かけは、動きやすさと見た目のバランスが重要です。お母さんはデニムやコットン素材のパンツをベースに、トップスで色のアクセントを加えるスタイルが取り入れやすいです。子どもが砂場や遊具で思い切り動く場面を想定するなら、お母さん自身も洗える素材・汚れが目立ちにくい色味を選ぶとよいでしょう。
スニーカーやフラットシューズを合わせれば、カジュアルなかわいらしさと実用性を両立できます。さらに、機能的なマザーズバッグやリュックも、単なる荷物入れではなくコーディネートの一部としてとらえるのがポイントです。
撥水加工のナイロン素材やキャンバス地なら、公園のベンチに置いても気兼ねなく、アクティブな印象を補強してくれます。また、親子で靴のブランドを揃えたり、トップスの色をボトムスで拾う逆転カラーを取り入れたりすると、実用一辺倒にならない、遊び心のあるお洒落な親子コーデが完成します。
フォトスタジオ・屋外ロケ撮影
写真撮影をする日は、写真映えを意識した色選びが不可欠です。カメラを通すと実際より彩度が高く見えやすいため、お母さんの服は少しトーンを落としたくすみカラーや淡い色系を選ぶと写真全体が上品にまとまります。細かいボーダーやチェックは写真でモアレ(縞模様の乱れ)が出る場合があるため、撮影前に確認しておくとよいでしょう。白や薄いグレーはカメラ映えしやすく、家族全体を明るく見せる効果があります。
七五三・入学式・卒業式などのフォーマルシーン
子ども関係のフォーマルシーンでは、子どもが主役であると意識した服選びが求められます。お母さんが派手な色や主張の強い柄物を着ると、写真で目立ちすぎてしまう場合があります。ネイビー・グレー・ベージュ・オフホワイトといった落ち着いたカラーのセットアップやワンピースを選ぶと、格を保ちながら子どもを引き立てられます。
足元はヒールのあるパンプスを合わせると全体の印象が引き締まりますが、長時間歩く場合はローヒールや太めのヒールを選ぶと安心です。
体型・年齢を問わず似合う!お母さんのコーデ術
特別な日の服装を選ぶとき、自分の体型に合う服が分からない、年齢に見合ったデザインかどうか分からないと迷うお母さんも多くいます。トレンドに振り回されるより、自分のスタイルに合ったシルエットとカラーを把握するのが、長く使える着こなし術を身につける近道です。
Iラインシルエットで縦長効果を狙う
縦のラインを意識したコーディネートは、体型を問わずすっきりとした印象を与えます。同系色のトップスとボトムスを合わせるワントーンコーデはIラインを作りやすく、背を高く見せる効果も期待できます。ウエストにベルトを一本加えるだけでメリハリが生まれ、メリハリのあるシルエットを作れます。丈の長いカーディガンやトレンチコートをさっと羽織る方法も、縦ラインを強調する手軽な手段です。
くすみカラー・アースカラーを活用する
白や黒のモノトーンはシンプルにまとまりますが、写真や記念行事の場ではくすみカラーやアースカラーが近年特に人気を集めています。テラコッタ・セージグリーン・くすみブルー・キャメルといったカラーは肌なじみがよく、どの年代にも取り入れやすいのが特長です。子どもの服を明るいカラーにして、お母さんがアースカラーでまとめると、自然と役割分担が生まれて写真映えする家族コーデが完成します。
小物使いで手軽に格上げする
服のトーンが地味になりすぎたと感じたら、小物で印象を変えるのもひとつの手段です。ヘアアクセサリー・バッグ・スカーフなどを差し色として取り入れると、シンプルなコーデがぐっと華やかになります。子どもの服の色と同じカラーのアクセサリーをお母さんがもつだけで、リンクコーデとしての統一感が生まれるため、買い足しが難しい場合でも手もちのアイテムで工夫できる点が魅力です。
まとめ
家族コーデでお母さんが意識すべきポイントは、色・テイスト・シルエットの三つに集約されます。全員を同じ服にする必要はなく、カラーパレットとテイストの方向性を揃えるだけで写真映えする統一感が自然と生まれます。シーンに合わせた格の調整・体型に合ったシルエット選び・小物を使った手軽な格上げを組み合わせれば、お母さん自身も無理なく楽しめるコーディネートが完成します。七五三・入学式・家族写真・普段のお出かけそれぞれに適した選び方を把握しておくと、当日の準備もスムーズになります。子どもが主役の場面では引き立て役に徹しながらも、お母さん自身が心地よく着られる服を選ぶのが、最高の家族コーデへの近道です。
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