成人式や正月等には日本の文化として振袖で行事に参加されるのが一般的になっています。購入される方もいますが、着付けには経験や技術が必要であり、大半の方がレンタルを利用しています。しかしレンタルでは当然返却しないといけませんが、楽しんだその日に返さないといけないのでしょうか。
大変なスケジュールなので当日返却はない
成人式や卒業式に振袖レンタルする場合、当日は着付けやヘアセットに式への参加と大変忙しいスケジュールになります。大人で体力が充実している方であっても忙しない1日になり、さらに式が終わると打ち上げ等がある場合は当日に返却することは難しいでしょう。
当然当日に返却しないといけないことはありません。CDレンタルと同じように1泊2日等、目的に合わせて選ぶことができます。振袖レンタルには宅配と店舗で借りるといった2種類の方法があり、それぞれ返却期限は違います。その違いは注意点でもあるので、方法を選択する前には確認することが重要になります。
宅配レンタルは便利だが注意点もある
今や日本のどこにいても可能である宅配レンタルですが、お店では手配できない種類もネットで検索できて楽な方法として確立しています。
着付けは当然自分でしてくれる所を確保する必要はありますが、お店に足を運ぶ必要なく着用後にクリーニングも必要ない等、楽な方法として人気になっています。
楽な方法ではありますが郵送されるので当然依頼して翌日に到着することはほぼ不可能です。
宅配レンタルを利用する場合は余裕を持って依頼することが第一になります。宅配レンタルでは3泊4日が基本となっている場合が多く、イベントの2日前までには到着するように調節してくれます。
イベントが3日目に行い、翌日に返却するというのが基本になっていますが、続けて使用する場合も3泊以上レンタルすることも可能です。
宅配を依頼した会社に4日目に到着しないといけないのではなく、4日目に配送することで返却と認められます。
配送依頼には余裕を持つことが必要ですが、東京等ではなく離島といった海を渡る場合はもっと配送は早くなるように努力してくれます。全国どこにいても可能なので、地域に振袖を扱う店舗がなくても安心と言えます。
返却は4日目でいいのですが、意外な落とし穴で延滞料金が発生している方が多いのも宅配レンタルの特徴です。配送の受付時間によっては翌日扱いになる場合があるからです。4日目の午前中や午後の早目の時間であれば問題ありませんが、夕方や夜に配送受付をすることで翌日扱いになる場合もあるので注意しましょう。
店舗でレンタルすることで全て任せられるが注意点もある
宅配ではなく店舗で振袖レンタルも当然あります。自身で足を運ぶ必要はありますが、実物を見て選ぶことができるのでより自分好みの振袖を探しやすいと言えます。
振袖レンタルをしている店舗では、着付け師が在籍していることが多く、着付けやヘアメイク等必要なことを全て任せられるメリットがあります。
そのお店1つで全て済むので楽であり、店舗によっては前撮りも対応していたりとサービスも充実しています。店舗の場合は1泊2日が基本システムなので、イベント当日にお店に行って受け取り、着付け等セットしてもらうことになります。
宅配の場合でも言えることですが、イベントは朝に多いので朝早くにお店に行く必要があります。もしもレンタルしてイベントは他府県といった遠方である場合は、レンタル期間についてスタッフと話し合うことで料金は発生しますが、1泊以上レンタル可能です。
レンタルもいわば契約の1種なので、お店の営業日は確認しておく必要があります。返却日はお休みである場合もあり、また営業時間内か何時までに返却か店舗毎に異なります。延滞料が発生しないようしっかり契約内容の確認は必須です。
振袖レンタルには宅配と店舗の2種類があり、それぞれメリットがありますが返却に関しては注意が必要です。
決められた日以上にならないように注意するのは当然ですが、しっかり返却しても配送受付の兼ね合いで翌日扱いになったり営業時間外であることも起こり得ます。
それぞれの会社によって異なりますが、延滞料金はレンタル料の10%が相場です。しかし、中には20%もあるので注意が必要です。一般的にイベント前にレンタルする振袖ですが、そのレンタル期間には会社毎に大きな幅があり、1年間可能である会社もあります。