成人式では服装に決まりはありません。とはいえ、成人式で女性の服装の9割以上を占めるものは、「振袖」です。最近では、振袖を着るのは20歳になった成人式のときだけではなく、「ハーフ成人式」のときに振袖を着てお祝いするご家庭も増えています。今回は、ハーフ成人式とは何か、振袖のおすすめポイントや選び方について解説します。
ハーフ成人式とは
「ハーフ成人式」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。一般に知られている20歳の成人式とは別に、ハーフ成人式をおこなうご家庭が増えています。ここでは、ハーフ成人式について解説します。
ハーフ成人式とは2分の1成人式
ハーフ成人式とは、20歳の半分の10歳という節目におこなうお祝いのことです。成人式は無事に20歳になったことを祝う式であり、その半分の10歳まで健康に成長できたことを祝うのが、ハーフ成人式です。
由来は諸説ありますが、病気などで成人まで生きられない子供に、せめて10歳の節目でお祝いをしてあげたいという親心から始まったといわれています。小学校での行事として行われることが多いですが、家庭でお祝いするケースも増えています。
ハーフ成人式の内容
ハーフ成人式をおこなう時期は、10歳の誕生日に合わせてだったり、成人式の時期に合わせてお祝いしたりします。内容としては、学校では、20歳の自分に向けた手紙を書いて発表したり、保護者への感謝の手紙の発表や合唱したりなどをします。ご家庭では、写真スタジオで撮影をしたり、食事会を開催したり、家族旅行に行くご家庭もあるようです。
ハーフ成人式の衣装は振袖もおすすめ
20歳の成人式での服装は振袖が9割以上を占めますが、10歳でのハーフ成人式でもやはり振袖はとても人気です。ここでは、振袖のおすすめポイントについて解説します。
大切な一日になる
ハーフ成人式のお祝いは、お洒落に着飾って、記念撮影し、お食事する、などそれぞれの場面が大切な瞬間となります。その大切な瞬間を振袖は最高の一日に彩ってくれることでしょう。いつもとは違う装いで記念となる1日を過ごしてみるのも素敵なことでしょう。
華やかな振袖もレンタルなら気軽に着られる
「着たいと思ってもなかなか着られない」「着る機会がない」「振袖を着るのは高いのでは」などと敬遠しがちです。しかし、ハーフ成人式だと、例えば写真スタジオで振袖をレンタルできる「ハーフ成人式プラン」がありますので、お気軽に振袖を着られます。
着付けやヘアーセットとコミコミでのプランが主流となっているため、リーズナブルな価格で華やかな振袖を着られます。振袖が、大切な一日を素敵に演出してくれるでしょう。
ハーフ成人式の振袖を選ぶときのポイント
ハーフ成人式で振袖を着て、10年後の自分の振袖姿と比べることを想像する、それだけでもワクワクすることでしょう。ハーフ成人式を映えさせるためにもここでは、振袖を選ぶときのポイントについて解説します。
可愛く華やかに
お祝い感を出して、可愛く華やかにしたいなら、パステルカラーのピンクや水色の振袖がおすすめです。パステルカラーを選ぶことで、子供らしさを演出しましょう。控えめな柄ではなく、大柄なものが良いでしょう。
上品に大人っぽく
黒や濃紺、紫など色のトーンが強い振袖を選ぶことで、上品さと大人っぽさを演出できます。振袖は控え目な柄にして、差し色で帯の色柄を華やかにすることでお洒落に演出されることでしょう。
個性的でモダンに
人との違いを演出して、唯一無二の個性を出すことにより、ハーフ成人式を自分らしく楽しむこともできるでしょう。あえてカジュアルにしてみたり、レースをあしらったり、水玉柄にしたりと、個性を強調しモダンに攻めていくのもよいでしょう。
まとめ
日本には、子供の成長を祝う節目がたくさんあります。20歳の成人式だけでなく、10歳のハーフ成人式も、人生に一度しかない大切な成長の節目です。ハーフ成人式は、保護者の方々のテンションも上がることでしょう。それに伴ってお子さまが心から笑顔になり、成長の素敵な瞬間を見せてくれて、最高の一日になるでしょう。お子さまが後々に、着て良かった、素敵な思い出作りありがとう、と思ってくれるような振袖選びをしてあげてほしいものです。