一生に一度の成人式。振袖選びや着付け・ヘアメイクで失敗してしまって後悔はしたくないですよね。振袖は着付け方法やヘアメイクが合っていないと、誤魔化しが効かないので恥ずかしい思いをしてしまうこともあります。そこで今回は、成人式を経験した先輩方の失敗談を元に、振袖選びで失敗しないためのコツをご紹介します。
振袖の準備に関する後悔
振袖の準備には、専門店で購入やレンタルする場合と、家族から譲り受ける場合があります。専門店で購入・レンタルした場合の後悔には「早めに予約をしようと思い、一年前に店舗に行ったら種類が少なかった」「自分や家族の着たい振袖を選んだけど、店員さんのおすすめも聞いておけばよかった」といったものがありました。自分ではこのデザイン!と思って決めても成人式当日に他の成人が着ている振袖を見ると「あのデザインにすればよかった!」と後悔したパターンもあります。
他にもレンタルした振袖のサイズが合わなかったという声も。背が高い・低い、痩せ型やふくよかな体型など、それぞれの体型に合わせて振袖を選ぶ事が大切です。家族から譲り受けた場合の後悔は「デザインが好みじゃなかった」「保存状態がよくなくシミや色あせしていた」といったものがありました。家族から譲り受ける場合にも、事前に試着をしてみて自分が気に入るかどうか確認することをおすすめします。
着付け・ヘアメイクに関する後悔
着付け・ヘアメイクの後悔には「成人式当日の予約時間が早すぎる・遅すぎる」というものがありました。当然ながら着付け・ヘアメイクも早い者勝ちで予約をするため、予約の連絡が遅くなると早い時間か遅い時間しか空いていないという事態になります。成人式の会場が遠くて移動に時間がかかる場合などは、早めに予約をして時間の調整をしましょう。
他にも「思っていたのと仕上がりのイメージが違った」「自分でヘアメイクをやったら変になった」といった声も。洋装とは違い、和装はメイクの仕方もヘアセットも振袖に合わせることが重要です。専門店に頼む場合にはイメージをしっかり画像で共有し、自分でやる場合には動画を見ながら事前に練習するなど対策することをおすすめします。
成人式での後悔
成人式当日の後悔には「振袖を汚してしまい、気になって式どころではなかった」「着崩れしたけど自分では直せなかった」といったものがあります。振袖は高額なものも多いため、汚れないように充分気を付けたいものです。また振袖は着崩れしやすいのも特徴なので、事前に直し方を店員さんや家族に習い、練習しておくとよいでしょう。
他にも「歩きにくかった」「階段の上り下りやトイレなど、事前にコツを知っておけばよかった」といった声もありました。普段着慣れない振袖は、思いのほか歩幅が狭く感じたりトイレの際にどの順番で捲ったらよいのかわからなかったりと、困ることもあるでしょう。期間に余裕があれば何度か試着をして、事前に着用感を確かめておくのも大切ですね。
今回は先輩方の経験談や後悔した話を見ながら、成人式の振袖選びで失敗しないためのコツをご紹介しました。多かった声をまとめると「もっと早くから準備・対策を行っておけば防げた失敗」が多くあります。ここ数年、成人式の準備は早くなる傾向にあり、二年前から予約をする方も多いです。
準備が早ければ早いほど、振袖のデザインを心ゆくまで選び、試着して着用感を確かめることができるので、早め早めを心がけて準備を整えましょう。期間に余裕があれば着付けやヘアメイクについてもさまざまなパターンを試すことができるので、ぜひ早めの準備を行って悔いのない成人式にしてください。