振袖レンタルは購入よりもリーズナブルな料金ということや、保管場所や方法で悩まずに済むなどあらゆるメリットがあります。しかし振袖レンタルを利用する際に気になるのが、汚してしまったときのことではないでしょうか。ここでは、レンタルした振袖を汚してしまった場合について紹介していきます。
多少の汚れはレンタルでは想定内となっている
東京には数多くの振袖レンタルショップが存在していますが、ショップにより扱っている振袖のデザインや数、レンタル料金やプランなど異なる点は多々あるのでよく比較して選ばなくてはなりません。レンタルショップを選ぶときに見逃してはならないのが、汚してしまった場合にはどうするのかという点です。
振袖を着用した後にはクリーニングに出さずにそのまま返却できる仕組みとなっており、一般的にはレンタルショップはクリーニング代を含めてレンタル料金を提示しているケースが大半です。
半衿や袖口付近に付着する汚れだったりメイク汚れや振袖や着物の裾付近の泥はねはもちろんのこと、食事中に付く食べこぼしや飲み物をこぼすなど、振袖を着用する上で想定できる汚れに関しては、そのまま返却して問題はありません。特別な状況を除きクリーニング代金は、着物レンタル料金に含まれています。
注意しておかなくてはならないポイントとは
どの範囲までがレンタル料金に含まれている汚れかは、各レンタルショップにより違いがあるので悩んだ際には問い合わせてみるべきです。自らで汚れを落とそうとしたりクリーニングに勝手に出してしまうと、さらなるトラブルに発展する可能性が高いので、必ずレンタルショップに問い合わせてどうすれば良いか聞く必要があります。
予期できない汚れやひどい汚れ、破ってしまったといった場合には別途クリーニング代などの料金を請求されることもあります。汚してしまった場合には、繊維に汚れが染み込んでしまう前に対処すると事態の悪化を防ぐことができるので、できる限り早く返却するようにしましょう。
返却か難しいタイミングで汚してしまった場合にも、少しでも早く業者に連絡を入れておくことが大切です。汚れが付いてしまったときには、素人が無理に触らないことが大切ということは頭においておきましょう。
事前にしっかり確認しておくことが必須
振袖を着用する機会はそう頻繁にあることではなく、着物を着るのも初めてという人も多いのではないでしょうか。そうなれば日頃着慣れていないこともあり、汚してしまう可能性は高くなります。いざ汚してから焦らないためにも、レンタルする前にレンタルショップの規約を確認しておくようにしましょう。
口頭での確認だけではなくホームページなどをチェックしており、着用後のクリーニングの必要の有無や汚した際のことも確かめておくべきです。費用負担に関しては契約を交わしたときの内容で全てが決まるので、契約内容はしっかり確認することが必須と言えます。
保険が付いているレンタルプランは汚したり破いたなどのトラブルが起きたときに、保証してもらえるので安心できますが、その分レンタル料金は高額に設定されているのでよく考える必要があります。場合によっては消費生活センターや国民生活センターに相談することも可能となっているので、安心してレンタルしましょう。
振袖をレンタルした際に汚す可能性は必ずあるので、万が一の事態にはどのように対応すれば良いのかあらかじめレンタルショップに確認しておきましょう。費用負担に関しては契約時の内容で全て決まるので、費用負担が発生するか確かめておくべきです。汚したときには無理に落とそうとしたり、手を付けるのではなく、レンタルショップに問い合わせるようにしましょう。多少ならレンタル料金にクリーニング代も含まれているので、問題なく返却することができます。