成人式に参加する際には振袖を着用する人が多く、振袖レンタルを利用する人はかなり多くなりました。しかしレンタルすると決めた後に、他に気に入った振袖が見つかるなどあらゆる理由や事情から、キャンセルしたくなることもあるかもしれません。そこでクーリングオフ制度や期間もチェックしておきましょう。
キャンセルできる期間や料金について
振袖をレンタルする予約をした後に、やはり他の振袖が良いと感じたときには諦めるしかないと考えてしまいがちです。しかし振袖のキャンセルは当然可能であり、人生に一度きりの成人式の振袖を妥協するべきではありません。期間によって料金が発生することもあるので注意しておく必要がありますが、ルールに関してはレンタルショップによる違いがあります。
レンタルが契約という扱いになっている場合には、クーリングオフすることが必要です。クーリングオフなら無料というイメージがありますが、クーリングオフでもある程度の違約金が発生すると契約で決まっているお店もあります。キャンセルやクーリングオフの場合には違約金といった形で料金が発生することになりますが、その金額はレンタルする振袖により異なるケースが大半です。
レンタル料金に対して何割といった決まりで違約金が発生するとなれば、高額な振袖をレンタル契約していると違約金も高額になります。キャンセルやクーリングオフといった選択をする場合には、少しでも早い段階で契約したお店に連絡するようにしましょう。早く連絡することでお店への迷惑を少しでも減らせるのは勿論のこと、キャンセル料などの負担も軽減させることができるようになるので早めに連絡しなければなりません。
そもそもクーリングオフとは?
クーリングオフとは、契約した後でも一定の期間内であれば、無条件で契約のキャンセルができる制度です。この制度は訪問販売などで設けられていることが多いですが、振袖レンタルでも設けているショップがあります。
クーリングオフを設けている場合には、基本的に契約後8日間であれば無条件でキャンセルできるということが多いです。そのため、クーリングオフを設けているショップで振袖をレンタルし、もしキャンセルしたい場合には契約後8日以内に連絡するといいでしょう。
レンタルショップによる違いが大きい
レンタルショップによって契約内容には必ず違いがあり、レンタル契約をした時点でキャンセル料金が発生するお店もあれば、無料でキャンセル可能な期間が設けられているお店もあります。中には同じお店の振袖に変更するだけならキャンセル料は不要という対応をしてくれるお店もあったりと、それぞれ異なっているので複数のお店を比較してからレンタル先を決めるべきです。
注意しておくべきポイントについて
キャンセルやクーリングオフの場合に違約金が必要ということが契約書に書かれていれば、当然支払わなくてはなりません。真っ当なレンタルショップならレンタル契約時にきちんと説明がありますが、中には口頭での説明がなかったり、よく説明しないまま契約というお店もあります。契約書は細かいのであまり読まずにサインしてしまうという人がかなり多いですが、予期せぬトラブルに発展させないためにも契約する前に内容はしっかり確認しておくようにしましよう。
振袖のレンタルは今の時代では珍しいことではなく、購入よりもリーズナブルで気軽などあらゆるメリットがあることは確かです。しかしいざレンタルするとなれば、数多くのショップと豊富なデザインの中からどれを選んだら良いかで悩むのではないでしょうか。東京には数多くのレンタルショップが存在しており、いざレンタルする振袖とお店を決めて契約しても他の振袖に変更したくなることもあるのではないでしょうか。
レンタル先により契約内容には違いがあるので気をつけましょう。勿論キャンセルやクーリングオフとなればお店側にも迷惑をかけてしまうので、できる限りキャンセルやクーリングオフはしないようにするべきです。そのためにも、本当に納得できる振袖の予約をするように心がけておきましょう。それでもどうしても変更したりキャンセルする必要が発生した場合には、少しでも早い段階でお店に連絡をするべきです。