これから振袖を身に付ける人のなかで、帯揚げの選び方や結び方が分からないという人に、今回の記事はおすすめです。帯揚げはほかの小物と同じく振袖のコーディネートを決定する重要なアイテムです。帯揚げとは何か、選び方、結び方について1つずつ見ていきましょう。今後の参考にしてください。
そもそも帯揚げとは
TPOに合わせたものを選択しましょう。
帯揚げとは
振袖などの着物を身に付けるときに、帯の形を美しくしてくれる小物を指します。帯が締まりやすくなるだけではなく、華やかさも演出してくれるので、帯をおしゃれに見せたい人はこだわってみましょう。
振袖用は派手で華やかに見える
訪問着や留袖を身に付けるときも使用しますが、そこまで目立たなくなっています。しかし、振袖を身に付けたときは派手で華やかに見えるのが特徴です。さまざまなデザインのものがあるので、自分の好みなどによって選択しましょう。普段よりもゴージャス感を演出できるデザインや無地やぼかし染めのデザインなどがあります。
着こなしの完成度を左右する
さまざまなデザインの帯揚げがありますが、やみくもに派手でゴージャスなものを選択すればよいと考えるのは間違いです。着物と帯を繋ぐ役割を果たしているので、上手に和装小物として取り入れると、着こなしの完成度が高くなります。
振袖に合う帯揚げの選び方
いくつかのポイントを理解しましょう。
華やかさを添える
訪問着や留袖は目立たせないものを選択しますが、振袖の帯揚げは、幅を広く見せることで華やかさを添えましょう。高級感やゴージャス感を演出するような総絞りのものが人気となっています。また、最近では洋風のレースやフリルを用いたものも登場しています。ファッションアイテムとして着物を着用するようになっているのでしょう。
振袖や帯の色に合わせる
振袖を身に付けるときは統一感が重要です。髪型やかんざしは振袖に合ったものを選択します。足元は下駄ではなく草履を履きます。これらと同じように、帯揚げの色も振袖や帯に合わせるようにします。着物や帯は1色だけ使用されていることはありません。複数の色が用いられていますが、そのなかでも面積が広い色を選択すると間違いないでしょう。これで悪目立ちしなくなります。
振袖や帯の色にないものを選択する
あえてワントーンコーデのようにする方法もあります。コーディネートのアクセント色として取り入れます。振袖や帯の色に合わせると、統一感は生まれますが引き締まった印象にはなりません。そこで、ワントーンコーデのように、あえて使用していない色を帯揚げの色として選択します。豪華さもプラスしたい人におすすめです。
振袖や帯の柄と合わせる
花柄の振袖には同じく花柄のものを選択すると統一感が生まれるでしょう。古典的なデザインの振袖には、同じく古典的なものを選択すると失敗しません。そこでレースやフリルを使用すると変な印象を与えてしまいます。
ほかの小物の色と合わせる
ほかのたくさんの小物と合わせてみましょう。この際、同系色や近い色のものを選択すると安定したコーディネートになります。
帯揚げの基本的な結び方
それぞれの結び方を紹介します。
本結び
こちらは伝統的な結び方です。全体のバランスを整える効果があります。
一の字結び
こちらはシンプルに着こなしたい人におすすめです。
かもめ結び
こちらは柔らかな曲線を生みたい人におすすめです。
リボン結び
こちらはオリジナリティを発揮したい人におすすめです。
いりく結び
こちらはモダンな雰囲気を演出したい人におすすめです。
お花結び
こちらは洋風のコサージュのような着こなしを求めている人におすすめです。
まとめ
コーディネートに統一感を持たせることが重要ですが、洋服のように振袖や帯の色にないものを選択するワントーンコーデのようなものも流行しています。また、レースやフリルを用いたものも登場しているので、これまで以上にファッション性が高くなるでしょう。小物を上手に活用しておしゃれを楽しみたい人は色々と挑戦しましょう。
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