最近の成人式では以前にも増して振袖姿の女性が多くなっています。そして着物は購入するための費用がかかるだけではなく、購入してからの保存もなかなか大変な作業となるのでレンタルの利用も増えているようです。
この記事では振袖レンタルの予約について説明します。
着物というハードルを低くしてくれる存在
振袖レンタルは現在東京をはじめとして全国的に増加していますが、大都市である東京にはたくさんの振袖レンタルのお店があります。レンタルの良いとことは着物だけではなく、着物を着るために必要な小物類などがすべてセットになっているレンタルが多いということです。
着物を着ることはなかなかハードルが高いといわれていますが、洋服と違って着物だけを買えばそれで済むわけではないということが主な理由かもしれません。さらに普通に袖を通せば終わりということでもなく、着付けというハードルも存在する点もなかなか踏み込めない世界に映ってしまいます。
一度くらいはきちんと着てみたいという人はたくさんいますが、気軽に着られるという世界ではないことも確かです。そんなことをほぼすべてクリアしてくれるのが振袖レンタルなのです。
早めに決めておくほうがいい振袖のレンタル
振袖は成人式だけではなく結婚式などでも着ることがありますが、いずれにしてもレンタルする場合には事前に予約することが必要です。着物の色や柄など好みのものを選びたいのであればなおさら早めの予約を心がけておくほうがいいでしょう。
着物の色や柄などは洋服と同じではやりすたりがあり、その年の傾向といったものもあるようです。成人式の場合はたった一度の機会なので、なおさら後悔することがないように借りる着物を選ぶことも大切です。
流行の着物はどうしても早いうちに借りる人が決まってしまうことが多いそうなので、早すぎるくらいに決めるほうがいいかもしれません。時期としては成人式が終わった直後あたりに来年の成人式のための予約をすることがいちばん安心できるでしょう。一年も先と驚く人もいるようですが、振袖レンタルに限っては決して早くはないといってもいいようです。
考慮しておきたい着慣れない着物を着るということ
振袖レンタルは成人式当日に着物を借りることだけではなく、着付けをしてもらって初めて完了となります。早めの予約が必要な理由はたくさんの着物の中から好みの着物を選びやすいということがいちばんですが、それだけではありません。
成人式の場合は式の時間が決まっていて、大勢が一同に集まるので着付けの時間帯もしっかりと考慮する必要があります。ぎりぎりに申し込むとちょうどいい時間帯は予約がすでにいっぱいになっていることがほとんどです。
そうなると極端に早い時間帯しか空いておらず、成人式が始まるまでの長い時間を振袖姿で待っていなくてはならなくなります。普段着慣れない着物を長時間着ていなくてはならないのはけっこうなストレスになるかもしれないということも忘れないようにする必要があります。
振袖の購入費用や購入後の保管などを考えるとレンタルのほうが楽という理由から、現在は多くの女性が振袖レンタルを利用しています。レンタルには振袖だけではなく着物を着る際に必要な小物類、着付けとヘアメイクまで含まれている場合がほとんどです。
東京にもレンタルのお店は多くありますが、好みの着物を選びやすい、最適な着付けの時間帯が選べるなどからできるだけ早めに予約することが望まれます。成人式ばかりではなく結婚式などもそうですが、振袖を着るときというのは決まっているので、落ち着いてその日に望むためにも予約は必須と考えておくほうがいいでしょう。