振袖レンタルするときにカタログだけ見ることはできる？

日頃洋服で生活を送っていると、ほとんど着物や振袖の知識がなく、いざ成人式をむかえるにあたって困惑してしまいます。成人式のためには１年もしくは２年ほど前から振袖についてリサーチし、自分がどんな振袖を身に着けたいかを検討する必要があります。その際、気軽にカタログだけを見ることはできるのでしょうか。

振袖を購入するのかレンタルにするのか

成人式に向けてまず検討しておかなければいけないことは、振袖を購入するのかレンタルにするのかということです。振袖は日本の民族衣装であり、職人によって一つ一つ手作業で製作される高級な礼服です。それゆえに洋服よりもはるかに高額で、購入するとなると非常に高額な値段になってしまいます。

絹素材で綸子や絞り、刺しゅう、作家による絵付けの振袖になると購入するのに200万円以上かかるといわれています。購入するのであれば、ある程度予算を組んで数年前から準備しておかなければいけません。しかし実際に購入し、成人式以降はいっさい身に着けることはなく、タンスに眠ったままにしている家庭も多いといわれています。

成人式以降で身に着ける機会や予定がないのであれば振袖レンタル業者を活用するのも賢明な方法といえます。振袖レンタル業者によってレンタル費用の価格設定はさまざまですが、安く抑えようと思えば20万円前後からレンタルすることが可能です。振袖レンタルにすれば購入するよりもその費用を10分の1に抑えることも可能であり、経済的な負担を抑えることができます。

カタログを取り寄せレンタル振袖を検討してみる

振袖レンタルを選択した場合、それをどう利用すればいいのかわからない人も多いことでしょう。直接振袖レンタルのショップに行けばいいのか、どのレンタル業者を選べばいいのか、自分の好みの振袖の品揃えがよいのか、まったくわからず途方に暮れる方も少なくありません。こうした場合には振袖レンタルのサイトをのぞいてみるとよいでしょう。

そこには数社の振袖レンタル業者が紹介されており、それぞれの強みや取り扱う振袖の傾向、振袖のトレンドなどが紹介されています。こうした振袖レンタル業者のサイトを数社見て、自分が興味を抱いたら、まずはレンタル業者から振袖のカタログを取り寄せてみるとよいのです。

振袖レンタルのカタログは無料で取り寄せでき、取り寄せて見るだけでも構いません。取り寄せたからといって、必ずそのレンタル業者を利用しなければいけないという縛りもないので、気軽に関心があるカタログを取り寄せてみるとよいでしょう。

レンタルカタログで検討したあとの流れ

振袖レンタル業者のカタログは、振袖のデザイン傾向をジャンル別してあり、一つの業者から2冊から3冊程度まで取り寄せることができます。古典柄に特化したもの、アンティークやレトロをテーマにしたもの、ゴシックやストリート、ネオジャパネスクなど個性重視のもの、ラグジュアリーやグラマラスを中心にしたもの、スイートや可愛いがテーマのカタログなど、現代の多種多様なニーズにあうよう豊富に用意されています。

自分の好みに合ったカタログで、自分が身に着けたい振袖が見つかったら、レンタル業者にメールや直接電話で来店予約を入れるとよいでしょう。あらかじめ何ページの品番はどれかということを受け付けで伝えておくと、来店時に用意してくれて段取りよく振袖選びができます。

またレンタル業者にあらかじめ気になる振袖を伝えておけば、数点傾向の似た好みにマッチする振袖も準備しておいてくれます。そのため、店舗を訪れた際に、振袖選びに時間を膨大に費やすこともなくなります。また、特別クーポンやカタログだけの商品なども掲載されることがあるので、先にカタログに目を通してから来店する方がお得な場合もあります。

成人式に向けて振袖選びは約一年以上前から検討する必要があります。振袖を購入するのか、レンタルを利用するのかをまず検討しなければいけません。レンタル業者を利用するのであればインターネットの専門サイトの業者から、興味を抱いたカタログを無料で取り寄せ検討してみるとよいのです。カタログは取り寄せて見るだけでも一向に構わず、もし気に入った振袖があれば業者に来店予約をするとよいでしょう。時間の無駄もなく、段取りよくお気に入りの振袖選びをできます。